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2年生をどう過ごすか?-Take ownership of your destiny-

*本ブログは学校の公式見解を述べるものではありません。また、IESEdiversityを重んじる校風であり、IESE生内でも様々な感想や意見を持つ人がいます。あくまでもそんなIESE生の一個人の感想として読んでいただけたら幸いです。

 

本日Welcome to the Second Year Eventが開催され、North Campus(IESEのバルセロナキャンパスは道を隔ててNorth CampusSouth Campusがあります)Class of 2022の生徒が一堂に会しました。交換留学に行っている人やまだインターン中の人もいるので全員というわけではありませんが、クラス関係なく皆が一つの部屋に集まったのは私たちの学年は初めてになります。というのも、通常であれば1年生の入学時にオリエンテーションを同じ場所で行うのですが、コロナの影響で昨年はクラス単位でのオリエンテーションとなったためです。(Class of 2023は学年みんなでオリエンテーションが出来ました!

 

このイベントの中でMBA Directorであり、Accountingの教授でもあるMarc教授が2年生をいかに過ごすと良いかという”not an advice but a humble recommendation”をくださいました。“Take ownership of your destiny”と。

IESEのプログラムは1年生は全て授業が決まっており、選択授業はありません。一方で2年生は全て選択授業です。

つまり、2年生は1年生と比べて自由度も高いということです。授業に費やす時間も1年生と比べてゆとりがあると言われています。確かに筆者も金曜日は授業がありません(1年生の時はばっちり金曜日も授業でした)。

 

Marc教授は、卒業時によく生徒は「2年生の間、もっと授業を積極的に取り組んでおけば良かった」と言うのだ、と続けます。それからClayton M. Christensen”How will you measure your life?” という本を引用してくれました。

 

この本は2010年にハーバード・ビジネススクール(HBS)でのChristensen教授の最終講義をまとめたものですが、2008年にリーマンショックを経験した生徒たちに贈っていた言葉だけあって考えさせられるものがあります。HBSの同窓生の中には、会社の不祥事を起こして捕まった者がいたり、離婚等プライベートが上手くいっていない者が多くいるのだそうです。ぴっかぴかのキャリアを持ち、ビジネスマンとしては“成功者”であるはずなのになぜなのでしょうか?

 

Marc教授は続けます。「2年生は自由度が高いけれども、それは簡単であると同義ではない。もちろん就活等もあるけれども、キャリアを超えて自分が何者であるかを考えて、自分なりのsprit of serviceを発揮してはどうか」と。

そしてこう締めくくります。「人には3種類いるらしい。何かを起こす者、何かが起こったことを目撃する者、何が起きたのかと問う者。どうか皆さんが何かを起こす者であることを願っています」。

 

Marc教授のお話の中でsprit of serviceというフレーズが何度も使用され、私は、ああIESEに戻ってきたなと、じーんと感慨深く思っていました。そして、特に1年生の終わり頃から何度も頭に沸き起こる、自分にとっての幸せとは何か、について思いを馳せます。

 

さて、このブログをお読みいただいている方の中にはMBAの学校選びにおいて、1年制と2年制で悩まれているアプリカントの方もいらっしゃるでしょう。

私自身20代後半からMBA受験勉強を始めていますが、転職や婚活・妊娠・出産といったことを考慮すると、これらに着手するのは若ければ若いほど良いと理解しています。それは世間評価だけを言っているのではなく、どうやったって肉体的な、特に臓器の加齢は自分の努力を超えて進んでいってしまうからです。

それでも2年制のIESEを選んで良かったな、と思っています。なぜなら自分のdestinyについて検討する時間がもう少し必要だからです。

夏休みの間いくつかの会社でインターンをして、一番自分の能力を発揮できるところはどこなのか、どんな人間になりたいのか、そのためにはこれからの数年どんなことを学び・経験したらよいのか、そんなことを考えています。

また、キャリアと表裏一体ですが、誰とどんな風にどれだけの時間を過ごせる生活がしたいのか、そんなことも考えていきたいです。日常の忙しさにかまけて後回しにしがちなこういったことをしっかり考えて、自分で自分のdestinyを決めていきたいと思います。

恐らく”take ownership of my destiny”を実践出来ることが、私にとっての幸せなんだろうなと感じています。これに気づけただけでも、IESEに来て良かったです。

 

それから夏休みの3か月を経て友人達に再会するのはとーっても嬉しいものです。MBAが終われば世界中に散ってしまい、物理的に集まるのは相当に難しくなってしまうだろうから。

 

1年前と同じように日本からバルセロナに渡航し、同じようにIESEキャンパスに向かって歩く自分は、確実に1年前とは違っていると思います。自信?成長?経験?慣れ?心のゆとり?・・・何でしょう。

 

 

泣いても笑っても卒業まで後8か月!悔いなくかけがえのない毎日を!

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TOYONAGA KATSUYUKI