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ケースコンペで学ぶダイバーシティマネジメント

一年目が終わって夏期インターン中のJ (Class of 2020)です。 

 

いくつかのケースコンペに出たり優勝したりするうちに、ケースコンペはグローバルで活躍する自信をつけるのに良い機会だと分かってきました。IESEに進学される方は、多様性の中でのリーダーシップに想いを持っている方が多いと思うので、どうしてIESEでのケースコンペがグローバルリーダーシップの向上につながるのか、3つの理由をあげてみます。 

 

と、その前にケースコンペとは何かを簡単に説明しましょう。ケースコンペとは、学生がチームを組んで、何かの課題に対して競い合うものです。チームはIESE内だけで組むこともあれば、学外の人と組んでもいいものもありますし、人数も1人のものから5人くらいのものまであります。課題は、事業会社・コンサル会社・NGO・学校など様々な団体から出されます。優勝すると、お金がもらえるものや、次のラウンドに進むもの(欧州で他の学校と戦ったり)、就職の一次審査が免除されるものなど、色んな特典があったりなかったりします。先輩たちの具体例(ココ)に出ているので見てみると、よりイメージがつくかもしれません。 

 

ケースコンペがグローバルリーダーシップ向上につながる理由に話を戻します。 

 

1つ目の理由は、普段のチームの外の人とも一緒に仕事ができること。 

 

IESEに入学するとすぐに、多様性のある9人のチームにアサインされます。この9人は毎朝ディスカッションするメンバーですし、二学期三学期はチーム単位の宿題も多いので、互いのことを深く知りながら仲良くなれる素晴らしい機会となります。一方で、集団で何かをするときはこのチーム単位で行うことが多いため、チーム外の人と一緒に作業をするタイミングはそこまで多いわけではありません。 

 

その中でケースコンペは、自分で人を選んでチームを組み真剣に議論することができる良い機会なのです。例えば、僕のチームにはアフリカ出身のメンバーがいなかったので、ソーシャルアントレ系のコンペにナイジェリア出身のメンバーを誘って参加しました。このチームは、アメリカ、ドイツ、フランス、インド、ナイジェリア+僕(日本)と多国籍なチームになり、それぞれの視点が重なって面白いアイデアが生まれました。また、別のコンペでは、クラスで面白い発言を良くしている人をコンペに誘ったのですが、議論の中で彼の考え方を学ぶことができて面白かったです。 

 

ケースコンペで普段とは違うチームの中でもリーダーシップが発揮することで、より多様なグローバルリーダーシップを学ぶことができます。 

 

2つ目の理由は、色々な立場における自分の価値を確認できること。 

 

IESEは国籍だけでなく職歴も多様な中での学習になります。そのため、誰とチームを組むかによって、チームの中での自分の役割が変わってきます。違う人たちとチームを組むことで、自分の強み一つ一つが世界で通用するかを確かめることができるのです。 

 

僕はコンペごとに違う人たちとチームを組んでいたので、自分のいろんな側面を見ることができました。先述のソーシャルアントレ系のコンペでは、あまり資料作りをしたことのあるメンバーがいなかったので、ストーリーライン作りやスライド各ページの監修などをやり、英語でも説得力のある資料が作れるという自信をつけました。一方で、ブロックチェーンを使った新規事業を考えるコンペでは、オランダ人の戦略コンサルタントがチームにいたので彼に資料管理は任せ、最先端のナレッジをまとめてチームにシェアすること、それを元にいかにout of boxなアイデアを作るかに注力しました。チームで練り上げる内に見たこともないアイデアに成長し、優勝することができました。tech start-upバックグラウンドの強みを活かせました。 

 

ケースコンペにでることで、自分が日本で出来た役割、強みがグローバルでも発揮できることが確認できるのです。 

 

3つ目の理由は、親友ができること。 

 

親友を作るのには、一緒に仕事をするのが一番良いと思います。相手の思考方法や人となりを深く知ることができ、信頼関係を築いていくことができるからです。そして、そういう過程を経た上で親友が増えていくことは、自分がグローバルで価値が出せているという自信と直結します。 

 

先述したナイジェリア人の女性と仲良くなれた経験は大きな自信になりました。実は、僕の英語力的な問題で、一学期の頭には彼女の英語が半分も理解できないし、僕の言っていることも全然伝わっていませんでした。しかし、コンペのディスカッションを続けるうちにコミュニケーションをきちんと取れるようになっていき、顔をあわせれば冗談を言い合うし、議論をすれば喧嘩するくらい言い合う間柄になりました。学内コンペで優勝したときの打ち上げで、彼女が他のチームメイトに言った言葉が忘れられません。「Jが一緒に仕事してて一番楽しい人は誰かわかる?もちろん、わたしよ!」 

 

ケースコンペの中で築いていく信頼関係は、なによりも自信につながります。 

 

授業後にスライドを作り上げた後にパシャリ
授業後にスライドを作り上げた後にパシャリ

 

グローバルリーダーシップを成長させる機会は、IESEに溢れています。クラブ活動のリードをすることもできますし、トレックを企画運営するという方法もありますし、バルセロナにある会社へコンサルティングすることもできます。飲み会マスターになるのも良い方法でしょう。そんな中でもケースコンペは、様々な人と一緒に仕事し、自分の強みを発揮し、信頼関係を築いていくことができる素晴らしい機会です。

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TOYONAGA KATSUYUKI