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1年目を振り返って

Class of 2020S.Iです。

5/31MBA一年目のカリキュラムがすべて終了し、IESEの学生は夏休みに入りました。最後の数週間はチームアサインメントやファイナルテストの追い込みで最後の最後まで忙しく、「1年目が終わる感じがしないよね」と同級生とも話していますが、IESEではほんとうに充実した時間を過ごすことができ、終わってみればあっという間の一年目でした。

 

IESEでは一年間ずっと同じセクション(クラス)で授業を受け、同じチームで課題をこなすため、この一年でお互いの仲がかなり深まります。一年目の最終日までずっとコアカリキュラムで一緒に過ごし、みんなで揃って夏休みの間の別れを惜しんでいると、入学前に聞いていた以上にIESEコミュニティのつながりの深さを感じました。

 

数あるMBAの中でも最もハードと言われるIESEでの一年目を無事に()乗り切ったこのタイミングで、この約一年で何を得られたかを振り返ってみたいと思います。

 

· ソフトスキルを磨いた

IESEへの留学を決断した理由のひとつは、多様性のある環境でのリーダーシップやコミュニケーションスキルを身に着けることでした。IESEは本当に多様性に富んでいて、出身地や業界も多岐にわたります。これまで日本で仕事をしてきた自分にとって、全く異なるスタイルや価値観を持つ同級生と英語で宿題やプロジェクトや取り組むのは大きなチャレンジでした。特に意識が変わったのは、ディスカッションの参加の仕方です。日本では場の流れを読み、発言しなくてもあまり何も言われることはないですが、こちらでは発言しない=価値を出していない、というように捉えられます。IESEのプログラムを通じて、自分のスタンスと意見を明確に伝えること、その根拠をしっかり述べること、意見をぶつけあって最適解を一緒につくりあげること、を体感として学ぶことができました。

 

· 自分のスタイルを客観的に見つめなおせた

IESEのように多様性のある場所に来てみて、改めて自分の培ったスキルやスタイルが、グローバルな環境でどんな価値があるのかを見つめなおすことができました。例えば、献身的にチームへの貢献するところや、相手の話をよく聞くこと、プロジェクトマネジメントのスキルは、チームメンバーからのフィードバックでも想像以上に大きく評価してもらえました。プロジェクトを始める前にゴールを明確にしたり、ホワイトボードを使って論点をはっきりさせたり、フレームワークを使ってプロジェクトの進行を円滑にしたりなど、自分では当たり前だと思ってきたスキルが、思ったよりもユニークかつチームに価値をもたらしていると知ることができたのは、今後のキャリアを築いていくにあたっても大きな収穫でした。

 

 · ハードスキルを獲得した

私は主に広告やテクノロジーの領域で仕事をしてきましたが、ビジネスを数字で分析することはほぼやってきておらず、基礎的なスキルとしてMBAで一気に身に着けてしまいたいと考えていました。一年間にわたるコアカリキュラムでアカウンティングやファイナンスなどの基本的な知識を吸収し、ケーススタディを通じて実際にそれらを使って分析を繰り返していく中で、ビジネスの分析力を鍛えることができたと思います。今後に経営や事業開発にも携わっていきたいと思っており、まったく自分に備わっていなかったこれらのスキルを一年目のコア授業で0から最低限は叩き込めたと感じています。

 

· ネットワークが飛躍的に広がった

多くの学生がMBAに来る一番の理由としてネットワーキングがあげられます。IESEでは一年間ずっと同じセクション&チームで授業を受けたり課題に取り組むため、セクションの仲はかなり深くなります。セクションはひとつの大きな家族のような雰囲気ですし、私のチームでは卒業後にも全員で定期的に会うことを決めているくらい仲が良いです。このように一生つながるIESEの同級生ネットワークをつくれたことは、キャリアにとどまらず今後の人生においてすごく価値があると感じています。またIESEMBAにいるからこその学外でのネットワークも貴重です。つい先日にはシリコンバレーへのトレックに参加したのですが、IESEの卒業生ネットワークを通じて有名なスタートアップの人事トップ、ベンチャーキャピタリストなど、第一線で活躍する方々の話を伺うことができました。これまで日本で働いていて想像もできなかったほど、世界中で様々な人に会うことができており、自分の価値観やキャリア構築にも大きな刺激を受けています。

 

 · キャリアを広げる機会を得た

多くの私費留学の学生にとってキャリアチェンジはMBA取得の最も大きな目的になります。私も前職を辞めてIESEに私費で留学しており、就職活動にはかなり多くの時間とリソースを費やしました。本HPでもClass of 2020の日本人学生インターン情報アップしましたが、IESEの学生は様々な国、多岐にわたる業種(コンサルティング、投資銀行、IT、スタートアップなどなど...)でインターンシップを行います。MBA採用を行っている企業に就職する例もあれば、MBAで得られるネットワークを活用して自らインターン先を見つける同級生も多くいます。私自身も外資系IT企業の東京オフィスにてインターンをする予定ですが、IESEMBAを通じて自分のキャリアの選択肢を広げることができたと感じています。

 

 

まとめ

 

色々と書きましたが、当初に想定していた以上にMBA、そしてIESEで得られる学びや経験は大きかったです。サマーインターン、そして二年目も多くのことにチャレンジしながら、貴重なMBAでの時間を最大限に活用していけたらと考えています。

 

思い返せば私も多分に漏れずMBA受験でものすごく苦労し、スコアも出ず、エッセイもうまく書けず、何度も心が折れそうになりましたが、IESEでは最高に楽しく実りのある日々を過ごすことができていて、ここに来られて本当に良かったと思っています。

 

 

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TOYONAGA KATSUYUKI